お知らせ2026年年頭あいさつ

報告日:2026.01.01

明けましておめでとうございます

労働者福祉中央協議会
会 長  芳 野 友 子

新年明けましておめでとうございます。

昨年は、7月に実施された第27回参議院選挙により、衆参両院で少数与党となる政治情勢となり、政局の構図が大きく変化しました。こうした政治情勢の中、食料品やエネルギーなど生活に直結する物価の上昇が続くなど、国民生活の厳しい状況は改善されていません。
 労福協が進める「高等教育費負担の軽減」については、昨年3月に「大学等における修学の支援に関する法律」(大学等修学支援法)の改正が実現しました。しかし、支援対象は扶養する子が3人以上の多子世帯など一部の拡充に留まる結果となりました。高等教育への進学率が9割近くに上る中、同じ学生であっても支援を受けられる人と受けられない人が発生しており、学生間でも分断が生まれています。私たちには引き続き、教育の機会均等や奨学金制度の改善を通じて、誰もが安心して学ぶことのできる社会の実現に向けた取り組みが求められています。
 また、協同組合運動の振興と労働者福祉運動の発展に向けた取り組みとして、昨年は2025国際協同組合年を記念して労働団体・事業団体・地方労福協はもちろんのこと、地域の様々なネットワークとの連携を推進してきました。本年も引き続き、お互いを支え合い助け合う、地域共生社会の実現をめざす取り組みとして、具体的な対応を進めていきます。
 今、私たちはめまぐるしく変化する社会に生きています。しかし、社会がいかに変化しようとも、労福協の理念である「すべての働く人の幸せと豊かさをめざして、連帯・協同で安心・共生の福祉社会をつくる」ことは変わりません。私たちは、本年も「福祉はひとつ」の思いの下、社会的な連帯と共助の輪を広げ、労働者福祉の取り組みを力強く展開していくことをお誓い申し上げ、年頭のご挨拶といたします。