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11月8日(木)、さいたま市浦和区のときわ会館において、学童保育をテーマとして『教育フォーラム2012』(埼玉労福協・連合埼玉共催)を開催しました。
今回は、「学齢期の子どもの教育・健全育成」をテーマに、共働き家庭における「子育てと仕事の両立支援」の視点から、学童保育(放課後児童クラブ)等について考えました。
こども教育宝仙大学専任講師の前田信一氏から、「学齢期の子どもたちは今」と題して、現在の子ども達を取り巻く虐待やいじめなどの深刻な状況の報告と、そのような状況下における総合的支援・社会的養護の重要性、そして学童保育の役割・課題について講演いただきました。
続いて、放課後児童クラブの制度内容と現状・課題について自治労本部総合政治政策局社会福祉局長の西村正樹氏から報告いただき、地域の新しい担い手として独創的な活動をしているNPO法人鶴ヶ島市学童保育の会相談役の浅見要氏、そして、障がい児の放課後・余暇のサポートについてNPO法人わんぱくクラブ理事長の水野綾子氏から現状の取り組みと課題などについて報告をしていただきました。
共働き家庭が増えている中で、保育園ばかりではなく、学童保育が抱える、「待機児童問題、保育料の問題、施設の環境、指導員の待遇、障がい児の対応」など数多くの課題が山積している現実に、埼玉労福協をはじめ、労働組合や企業は何ができるのか、共に考え合うフォーラムとなりました。
活動報告2012年度教育フォーラムを開催しました。
報告日:2012.12.01