活動報告自分への備え(自助)が、誰かの支え(共助)になる「防災セミナー2025」を開催

報告日:2025.02.14

内容

2月7日(金)ときわ会館5階大ホールにおいて、107名の参加のもと「防災セミナー2025」を開催しました。

本セミナーは、こくみん共済 coop 埼玉推進本部の協力をいただき、職員で防災士の荘司亜美氏と増田拓也氏を講師に迎え、講演①では、「防災・減災啓発セミナー ~地震から命を守るために~ 」と題し、荘司亜美氏に講演をいただきました。

荘司氏からは、「いつかは起こる大地震から命を守るためには、建物倒壊から命を守ることが重要。そのためには、自治体の費用補助制度を活用し、耐震診断で建物強度を確認し、必要に応じ耐震工事を実施する。また、地盤の自然災害リスクを確認しておく。さらには、近年発生した地震でけがをした原因を調べると、約30%~50%の人が家具類の転倒・落下・移動によるものであり、家具の固定や家具の配置を工夫することで室内のリスクは大きく変わる。」などの話をいただきました。

        荘司亜美講師

講演②では、「災害時の避難所運営 ~人間らしい生活をおくるために~ 」と題し、増田拓也氏に講演をいただきました。

増田氏からは、「災害から命を守れたにも関わらず避難生活で命を落とす人が多い。避難所などの慣れない環境の中で、長期間の避難生活を強いられたことで肉体的・精神的負担が考えられることから、安心して避難生活を送ることができる環境整備が必要。避難所における主な3つの問題として、「環境の問題」「感染症などの衛生面」「プライバシーや安全面」がある。避難所の運営は原則として「地域住民(避難者)」であり、「自助・共助」による地域の防災力が災害時の被害を抑える。「自助・共助」を実践するために、お住いの市町村のホームページにある「ハザードマップ」「避難所運営マニュアル」を確認すること、年に1回は我が家の「防災の日」を決めて、防災グッズを使ってみる。」などの話をいただきました。

        増田拓也講師

今回のセミナーでは、いつかは起こる大地震に備えて、日常から備えておくべきことや心掛けておくべきことなど、また、避難所における課題は地域住民(避難者)自らの運営により軽減できることなど、とても分かりやすく、お話しいただきました。

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