活動報告第16回通常総会を開催しました。

報告日:2011.05.19

開会挨拶をする那珂副理事長
第16回総会の模様
新たに加入したパルシステム埼玉の亀井専務
内容

 社団法人埼玉県労働者福祉協議会は5月18日(水)午前10時から埼玉県勤労者福祉センター(ときわ会館)において、理事・監事16名と「議決権行使者」8名が出席し、第16回通常総会(決算総会)を開催しました。
 司会の那珂副理事長は「東日本大震災の影響は、埼玉の勤労者福祉センターの経営にも影響を及ぼしている。今後重視しなければならないのは雇用の問題であり、労福協の役割は大きい。本日の総会は定款に照らして成立しており皆さんの活発な議論を期待します。」と、総会の成立を宣言し、全労済埼玉県本部蓜島部長を議長として提案し、全体で確認されました。
 蓜島議長は東日本大震災にともなう「被災調査」の活動を踏まえ、「今回の震災被害は想像を絶するものであり、日々件数が増大し今日時点でも規模が確定できない」と報告し、労働団体・事業団体が労福協に結集して災害復旧・復興に立ち向かっていく必要があると決意を述べ、議事に入りました。
 冒頭、挨拶に立った宮本理事長は、「本日の総会は、残念ながら一般社団法人としての総会とはならなかった。労福協運動の強化のために、2011年度は4点の課題に取り組みたい。第一に財政基盤安定化の問題がある。第二に労福協運動を支える地域労福協の活性化の問題がある。県内にある2つの空白区をなくしていくために、関係組織のご協力を頂きながら、当面は秩父地域労福協を立ち上げたい。」、第3に地域労福協の組織と役割の中で、事業団体の活動をしっかり位置付けていきたい。更に、埼玉県内の事業団体・労福協の歴史や役割をまとめたテキストを作成する。労福協運動の共有化を図りたいとの決意を表明しました。
 その後、竹花専務理事から第1号議案(2010年度事業活動報告)、永田事務局長から第2号議案(2010年度収支決算報告)、佐藤監事から会計監査報告が提案され、採決の結果、議決権行使者全員の賛成で可決承認されました。
また、第16回総会に先立って、新規加入したパルシステム埼玉の亀山専務理事から、「本年4月1日、パルシステム埼玉が誕生し、埼玉労福協に加入することになりました。パルシステム埼玉は女性の役員が多数でおり活動を担っている。パルシステム埼玉の力と労福協の力が上手くかみ合えばいいと思っています。」との挨拶があった。参加者全員の拍手で新しい「仲間」を歓迎しました。