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(一社)埼玉労福協は、8月30日に「埼玉県における住宅セーフティーネット」を考えるフォーラムを開催しまた。
「住宅セーフティーネット」とは、高齢であることや「女性」であることや「外国人」であることを理由に、生活の基礎的な要件である「住宅」が借りられない方が多くおり、貧困からの脱出のためにも「すべての人が安心して住宅を借りられる」状況を作り出すことです。
今回のフォーラムでは、「住宅セーフティーネット」の運動を推進している「NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」の代表理事稲葉剛さんを講師に招き、この運動の現状について報告を受けるとともに、埼玉県住宅課から埼玉県における「住宅セーフティーネット協議会」設立の目的や今後の課題について説明を受けました。
当日は、埼玉労福協に加盟する労働団体、労働者福祉団体、地方自治体議員や反貧困運動に関わっている支援者など60名が参加しました。
埼玉労福協は、このフォーラムを機に、埼玉県内の地方自治体や住宅メーカー、不動産業者などとの連携を強め、「安心安全な住宅確保の支援、同行」・「独居老人などの見守り」・「葬儀や遺品整理」などのあり方やシステムについて研究していくこととしました。
活動報告住宅セーフティーネットを考えるフォーラムを開催しました。
報告日:2013.09.09