老後は年金だけて生活できるの？できないの？
　県内１２か所でのライフプランセミナー、間もなくスタートです。本年６月、金融庁は諮問委員会の答申として「老後の生活は年金だけでは賄えず２０００万円の自己資金が必要」との報告を発表、それを政府が否定するという大きな≪騒ぎ≫となりました。
　埼玉労福協は、中央労働金庫やこくみん共済COOP埼玉推進本部と協力して、昨年６月の福祉フォーラムで「サラリーマンは２度破産する」との講演を受け、県内６か所で「本当はどうなんだろう」というセミナーを開催するライフプランセミナー運動に取り組んできました。
　今年の福祉フォーラムは、このライフプランセミナー運動の中間集約点と位置付けて、再度藤川太講師をお呼びして「安心できる人生設計」を考える場としてフォーラムを開催しました。
　藤川講師（ファイナンシャルプランナー/家計の見直し相談センター代表）は、「『老後は年金だけでは生活できない』ことは当たり前、だからこそ自分の生活を守るために何が必要なのかを皆さんと共に考えたい」との提起を頂きました。
　そして、改めて勤労者や生協組合員の将来の生活を守るために、今年は埼玉県内１２か所以上でこのライフプランセミナーを開催します。
　自分自身の退職後の生活費シュミレーションや退職後の生活プランを作成し、「老後の生活を守る」ために早めの備えを行いましょう。
　講師は、今年も中央労働金庫職員やこくみん共済coopの職員が担当し生活実感によるセミナーを行います。埼玉県内で働く勤労者を生活破たんさせない、させたくない取組です。ぜひ多くの皆さんの参加をお待ちしています。

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