- 開催日時
- 20111110
- 会場
- 午後1時30分から 埼玉県勤労者福祉センター(ときわ会館)ホール
- 内容
みなさんは「弁当の日」って知っていますか?
いま、全国の773校で取組まれている「実践教育」です。今回は、この「弁当の日」を提唱し、実践してきた元香川県綾川町清宮小学校校長の竹下和男さんをお招きし、なぜ「弁当の日」なのかを考え合いたいと思います。子どもが作る”弁当の日”って?
2001年、香川県の滝宮小学校5、6年生が始めました。
大切なルールは「親は手伝わないで」。
献立作り、買い出し、調理、弁当詰め、片づけまで、全部、やるのは子ども自身。
決して弁当に点数をつけたり、評価はしません。
こっそり親に手伝ってもらう子がいても、それでいい。
全部自分で作った友だちの弁当を見るうちに、
きっとその子も「次は自分で作ってみよう」と密かに決心するはずだから…。≪竹下先生の話≫
「お母さんのいないところは可哀想なことになる。経済的に差が付くから、全く同じ給食を食べさせませんか」これが、多くの大人たちの言い分になっていますが、私は「子供たちを可哀想と認めておきながら、“可哀想な子は可哀想なままで生きて行きなさい。先生たちは何もしないから。親たちだって、可哀想なところに触れて欲しくない育て方をするから”と言っているのと同じだ」と言います。私は「可哀想な子はいない」と宣言しているのです。お母さん、お父さんがいなくても、障害を抱えていても、可哀想な子はいない。施設から通っている子供たちだって、先生たちがサポートして、自分で買い物して学校の調理室で弁当作って、お昼休みになったら友達に見せて歩いているんです。・・・
(日本労協新聞 2010年7月15日号から抜粋)
- お問合せ
参加費無料 どなたでも参加できます。
☆お問合わせは 一般社団法人埼玉県労働者福祉協議会
電話 048-833-8731
FAX 048-833-8746
- 添付書類
- 教育フォーラム2011チラシ